2024.01.17

採用人事に聞いてみた【前編】中途入社1年未満だからこそ見えた、トラストバンクならではの選考とギャップとは

トラストバンクにおける人事組織は、「人財戦略部」が担っています。2021年に「人”財”戦略部」と名称を変え、急速に拡大していく会社を縁の下から支えてくれている部署の一つです。

今回お話を伺った人財戦略部の空閑さんは、入社1年未満ながら、業務形態問わず採用に関する業務のほぼ全てに携わっており、トラストバンク設立史上初の新卒採用活動も先輩メンバーと共に担当してくれました。

そんな空閑さんがトラストバンクに入社したきっかけや、入社前とのギャップ、採用について何を重視しているのか、そして人財戦略部としても新しい挑戦だった新卒採用について……前後編でお届けします!

■氏名:空閑 英樹
■所属:人財戦略部
■略歴:大学院修了後、若手支援に特化した人材紹介会社で求職者の就職支援、企業の採用支援に携わった後、2023年3月にトラストバンクに入社。人財戦略部で日々メンバーと応募者の橋渡しに尽力している。

ー空閑さんの業務内容を教えてください。

中途採用(キャリア採用)では、候補者様と事業部の仲介役として面接日程調整や選考のサポート業務を行っており、派遣採用では募集や契約回りに関するサポート業務を担っています。

2024年卒の新卒採用では、プロジェクトの企画・設計において、先輩メンバーの補助として参画しました。現在は、学生の皆様への各種連絡、Web説明会(カジュアル面談)の実施、1次面接官などを担当しています。

事業会社での人事は初めてですが、お一人お一人に専念できる点や、将来的に自分と同じ会社で働く方としてイメージしながら携われるのは、前職のキャリアアドバイザーとの大きな違いでありやりがいだと感じています!


ー空閑さんがトラストバンクに入社したきっかけは何ですか?

当時は教職員になるために、大学・大学院で教育学を学んでいました。実際に現場で働く方々とのコミュニケーションを通じて、様々な課題があることを知りました。その一つが教員の数と享受できる教育の質という問題です。全国的に子どもの数も教員の数も減る中で、特に都心以外の地域では教員採用試験の倍率も著しく低下しており、定員割れが起きる地域も出ています。教員の働き方等、複数の要因が絡む問題で一概に判断できる問題ではありませんが、一部では”受検さえすれば受かる地域”が存在し、教育の質や多様性の担保が困難になっていると思います。
私は、「教員」は、年間通じて関わる数百名の子どもたち、そしてその子どもたちの先にいるさらにもっと多くの人へ影響を与えていく人、と考えていたため、その点でも都心と地域との格差はどんどん広がっていくなと思いました。
自分の地元を含めて、地域や地域に住む子どもたちが取り残されないためになにか、どこかでできたらいいなという気持ちが芽生えたことを覚えています。

就職活動時には、お恥ずかしながら”地域”に直結した仕事があるという意識も、探すという考えもなく、「これからの子供たちに、社会で生き生きと活躍する身近な大人の存在を示したい」ということを志し、若手支援に特化した人材紹介会社に就職しました。目の前にいる人のためにまずできることを、というところが最優先順位となっていたと思います。

転職活動の時にまさに地域のために存在しているトラストバンクという会社と出会い、「地域共創」の一助になりたいという想いで、現在に至ります。

ー空閑さんが入社前に感じていた点とギャップはありませんでしたか?

むしろ、入社前は「素敵な理想を掲げているけれど、結局ビジネス的な側面もあるんだろうな」と思っていましたが、入社してから「みんな本気(ガチ)だ……!」と、驚いたくらいです(笑)

もちろんそれまでも、カジュアル面談や面接の中で、現在所属している人財戦略部のメンバーと話す機会を複数回用意してもらったり、取締役や役員の方が参加される最終面接内でも逆質問の時間を充分に取っていただけたので、特に印象が違うということはなかったですね。


ートラストバンクの社員はどのような方が多いと感じていますか?

地元含め、地域やふるさとについて、自分の言葉で語れる人、そして社会貢献性や他者貢献性が高い人が多いと感じています。
例えば、私は学生時代に佐賀から上京してきて8年間、ずっと地元の話をする機会はありませんでしたし、それが普通だと思っていました。でも、この会社に入ってからはいろんな場面で地元に関するワードが聞こえてくる…、むしろ自分以上の熱量で語ってくれる人もいるくらいです。

もちろん、自身の成長のために・自身のやりたいことを叶えるために、業務に励んでいる方も多くいらっしゃいますが、そのことが「地域のために」や「誰かのために」に繋がっているということは共通しているのではないかなと感じています。

それは、私自身もそうですが、トラストバンクの掲げているビジョン(自立した持続可能な地域をつくる)、ミッション(地域の可能性を共創する)に共感した人が集まっているからだと思います。

ーキャリア採用の面接で重要視していることはなんですか?

ビジョンへの共感、即戦力としてご活躍いただけるかどうかのスキル面はもちろん、ご自身の「考え」を重要視していると私は思っています。私自身の最終面接でも「自分の来歴を人柄がわかるように話してほしい」と言われたことが印象に残っています。

具体的には、過去については「なぜそのように考え、選択・行動をしてきたのか」、現在「なぜトラストバンクで働き、何を成し遂げたいのか」、そして未来は「将来的にどのようなキャリアを築きたいのか」について、その時々のご自身の想いと、その軸に紐づいた行動をしているかを確認しています。

トラストバンクには、成長意欲の高い人や自ら手を挙げた人は実現させてもらえる風土がありますが、その反面、意思を明確化する必要もあり、そこには責任も付随します。
人財戦略部としても、トラストバンクの中だけではなく、どこにいっても活躍できる「自立型人財」の創出を目指していますので、そこに関連して個人的に意識しています。


ー後編では新卒採用についてお伺いしていきます!

<関連ページ>
・【トラストバンクの人】人事チーム 菅原彩さん
【「中の人」に聞いてみた】Wantedlyトラストバンクページ
・人財戦略部が考える、これからのトラストバンク
 前編 / 後編
・「ミライのお仕事」にてトラストバンクの自立型人財育成について取材していただきました
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