2023.08.07

【トラストバンクの人】CC部 PRチーム/全事業の根底は「地域のため」伝える 新しいチャレンジへの意気込みも

トラストバンク会社設立10年という節目の年に始まった、「人」に焦点をあてたこの連載。今回は、トラストバンクのPR機能を担う、コーポレートコミュニケーション部に所属する花堂 歩見さんにお話を伺いました。

■氏名:花堂 歩見
■所属:コーポレートコミュニケーション部/PRチーム
■業務内容:広報、PR
■略歴:セールスプロモーション代理店、PR代理店勤務を経て、ゲーム会社の広報に従事、2023年2月にトラストバンクに入社
■趣味:ラジオ・漫画・アニメ


ー花堂さんの業務内容を教えてください。

PRチームでは、一般的に考えられているような企業広報・サービス広報という枠にとどまらず、さまざまな社外のステークホルダーに対し情報を通じて良好な関係を構築・維持していく業務を担っています。トラストバンクという企業や各サービスのブランド力を磨き、社会に広く知ってもらい、応援や信頼を獲得することを目指しています。
ミッションとしては、『トラストバンクは地域創生分野の専門家であり、自治体や地域の事業者・生産者の皆さんに併走することで地域の可能性を共創している会社である』、ということを世に広めること。トラストバンクの事業で最も有名なのはふるさと納税のポータルサイト「ふるさとチョイス」ですが、それは一つの手段であり、新規事業も通じて包括的に地域創生に取り組んでいるということを伝えています。

具体的な業務としては、トラストバンクのニュースを社外に出すためのプレスリリース作り、メディアリレーションの構築、取材の対応のほか、メディアイベントの企画運営、実行、それに伴うメディア誘致などを行っています。また、オウンドメディア「TB base」やSNS(TwitterFacebook)の運営なども私のチームの業務範囲です。

最近は、ECサイト「めいぶつチョイス」(直接日本中の名産品を購入できるECサイト。2023年秋立ち上げ予定)オープンに向けて、全国さまざまな場所に、月1回ほど出張もしています。さまざまな自治体と特産品開発などに関する連携協定を結んでいるのですが、その式典そのものや、地域の事業者さんの新商品の開発支援会などを地元の記者の方に取材していただき、広報として対応しています。
ちなみに、連携協定自体を「式」として演出することは、メディアの皆さんが記事として取り上げやすくなるよう、私たちPRチームが提案しました! 

例:泉佐野市とトラストバンク、商品開発支援等の連携に関する協定を締結
 
ほかにも、社会性のあるニュースを届けるために「ふるさと納税のトレンド」などをメディア向けにお伝えする場を不定期で設けています。
トラストバンクの広報は、会社名やサービス名がただ記事に取り上げられればいい、というわけではなく、メッセージがしっかり伝わることを重視しています。社会に対しての行動変容を訴えるような、本質的なPRを追求できていると感じますね。

また、四半期に一度開催される「合宿」では、チームの課題や今期目標を定めるだけでなく、「未来の社会をどうしていきたいか」「持続可能な社会とは本質的にどのようなものなのか」などのディスカッションも行いました。1チームがここまでのことを話し合うって珍しいのではないでしょうか。

そして、CC部の業務は、ルーティンではなく、日によって飛んでくる玉が違うので、やるべきことが毎日違います。情報やニュースの鮮度が落ちないように、スピード感も求められる仕事です。
特に、全国各地で災害が起こった時に被災地へのふるさと納税の寄付を受け付けるのですが、少しでもニュースの報道などで社会の関心が高まっているうちに情報発信するため、時間との勝負!寄付件数は、災害が起こってまもないタイミングが最も多くなる傾向にあるため、地域の皆さまのためにもできるだけ早く……でもくれぐれも間違いのないように注意を払いながら、チーム一丸となって業務にあたっています。


ー花堂さんが、トラストバンクに応募されたきっかけはなんだったのでしょうか?

コロナ禍で、私の仕事に対する価値観が変わったことが最も大きなきっかけでした。
前職がアミューズメント業界の広報だったのですが、コロナ禍では「不要不急」とされてしまう分野で……。より世の中のためになることを、ソーシャルグッドなことをしたい!と思い、その軸で転職先を探し始めました。社会インフラや、時短家電を出しているメーカーなども見ていましたね。ただ、大きい会社の広報は業務領域が限られることが多い傾向にあり、私の広報のスタンスに合わないなと自己分析を繰り返して……最終的に先ほどの軸とともに「幅広いスコープを持っていて、私の得意な分野を活かせる会社」として、トラストバンクに出会いました。
一方、社会的な切り口でのPRはあまり経験がなかったため、そのスキルを伸ばしたいという気持ちもありました。制度改正などが発表された時の対応やふるさと納税に関する調査、地域の課題を発信する方法など、日々勉強中です!


ー前職(PR代理店、ゲーム会社広報)との違いはありますか?

メディアを呼び込むだけでなく、「その先」がある点がPR代理店にいた時との、一番大きな違いだと感じました。あとは、会見前のQAひとつ、リリースの文言ひとつとっても、会社(自分たち)がどういうメッセージを発信したいのか、芯がないと作れないこと。そんな時は、企業理念を今一度思い返して、方向性がぶれないようチーム内でディスカッションをして決めて行きます。

アミューズメント事業をメインとする会社の広報として勤務していた前職との違いは、カルチャーですね。「古き良き日本の企業」という感じで、しっかり自分の持ち場の仕事をこなすことで評価してもらえる職場ではあったのですが、年功序列で意見や提案が通らない場面もありました。

その点、トラストバンクは、ほぼ全員が中途採用や、専門性を持った業務委託の方(2023年7月現在)ということもあるのか、とてもフラットな社風です。社歴も性別も年齢も業務形態も関係なく、誰が意見を言っても許される。ただ、それは同時に自分の意見をもたないと流されるままになってしまうということでもあるので、まだ社歴が浅い私としては、徐々に成長していきたいなと感じる部分でもあります。

あと、驚いたのは、皆さんとてもトラストバンクのことが好きで、熱い気持ちを持っているということ!入社してすぐ「トラストバンク創立10周年記念パーティ」の受付を手伝ったのですが、パーティ自体はもちろん、その打ち上げが非常に印象的でした。運営自体はインナーブランディングチームがメインで行っていたのですが、当日の手伝いなどは有志の方々で。入社してすぐに、トラストバンクのパワーを直に感じることができた機会でした。

関連記事:
【創立10周年記念パーティー前編】
【創立10周年記念パーティー後編】

ー最後に、今後広報としてどのようなことを行っていきたいか教えてください。

トラストバンクの展開している事業は、ふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」というサービスだけでなく、ふるさとチョイス災害支援、ガバメントクラウドファンディング、そして自治体DXを支援する「LoGoシリーズ」、地域通貨事業の「chiica」など、多岐にわたります。全ての根底は、その先の「地域」のため。「自立した持続可能な地域をつくる」というビジョンに通じているということをしっかりと広めていきたいと思います。

その方法はたくさんあると思いますが、今後はトラストバンクでは今まであまり行っていない方向のPRにも挑戦していきたいです。例えば、インフルエンサーを起用したり、エンタメ的なコミュニケーションをしたり……さまざまな角度から、”地域の楽しさ”とトラストバンクをアピールしていきたいです!
また、PRチームで取り組んでいるトラストバンクのコーポレートTwitterにも力を入れていきたいですね。トラストバンクの現在の活動だけでなく、地域に関して新しい発見などがあるようなアカウントにしていきたいと考えて、日々投稿を心がけています。ぜひフォローしてください!(笑)★アカウントはこちら!

★トラストバンクのPRチームにご興味のある方は、以下をご覧ください。
https://hrmos.co/pages/trustbank/jobs/0000243

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