2024年3月16日(土)、都内某所にて、ふるさと納税の優良な取り組みを表彰し、地域の職員や事業者を応援するイベント「ふるさとチョイスAWARD 2023」を開催しました。
前編に引き続き、今回は、『チョイス事業者部門』、『チョイス自治体職員部門』について、当イベントの広報を担当した遠藤がお届けします!
(※文中の所属・肩書・役職等は全て掲載当時のものです)
まずは、ふるさと納税を活用して地域産品の価値を高めたり、地域経済の活性化やまちの魅力づくりに貢献したりした事業者を表彰する『チョイス事業者部門』です。
本部門、最初の発表者は埼玉県毛呂山町 有限会社斎藤材木店の齊藤 敏彦さんです。地元の特産物である西川材による「地域循環プロジェクト」や、「親子で1日木こり体験」ができるふるさと納税のお礼の品についてプレゼンテーションをされていました。
トラストバンク代表取締役の川村さんから「似たような課題のある地域でも、このような取り組みが広がっていくといいなと思いました」というコメントが寄せられました。
エントリー内容はこちら:https://award.furusato-tax.jp/2023/entry/57
次の登壇者は新潟県燕市・三条市 株式会社燕三条の結城靖博さん。燕市と三条市共通のふるさと納税のお礼の品として、産学連携で”トレーディングカード”をNFT化!各カードには、地元の専門学校の学生が燕市と三条市のものづくり企業を擬人化したキャラクターが描かれており、学生と地元企業の接点も創出する素敵なアイディアを発表してくださいました。
エントリー内容はこちら:https://award.furusato-tax.jp/2023/entry/36
最後は愛媛県愛南町の有限会社ハマスイ 濵田 嘉之さん(写真1枚目)と愛媛県立南宇和高等学校 浅野 希央さん(写真2枚目)の2名による発表です。
頭に「愛南ゴールド真鯛」をつけて登壇された濵田さんには目が釘付けに、さらに高校生とは思えない浅野さんの立派なプレゼン姿にすっかり心を奪われました。発表内容も、「真鯛の血液を愛南ゴールド果汁に変える」という革新的な特許技術について紹介されていて、その斬新さに驚きました。
エントリー内容はこちら:https://award.furusato-tax.jp/2023/entry/40
ここで小休憩を兼ねて、審査員の方々4名による「チョイス スペシャルトークセッション」を開催!
審査員の方々の「地域での取り組み」から始まり、「地域でのさまざまな取り組みを、『大きな流れ』にしていくためには?」や、「ふるさと納税の可能性とは?」等のテーマに沿って、皆さまの想いを語っていただきました。
続いて、熱い想いで地域活性化に取り組んでいる職員を表彰する『チョイス自治体職員部門』のプレゼンテーションです。
本部門のトップバッターは北海道当麻町 情報発信戦略課の塚田 優さんと新村 莉捺さん。地元の名産品を町民に知ってもらうべく取り組んだ、ふるさと納税のお礼の品を地元で販売する「やくばいち」についてのプレゼンテーションでした。
審査員の面白法人カヤック 執行役員/ちいき資本主義事業部長の中島さんは「事業者の横の繋がりができたというのは一番の効果だと思いました。その繋がりからのコラボレーションなど、新たなものが生まれそうですね」とコメント。
エントリー内容はこちら:https://award.furusato-tax.jp/2023/entry/14
続いては、京都府宇治田原町 企画財政課の勝谷 聡一さんがご登壇です。ふるさと納税の寄付金の使い道を「子どものため」一択とし、保育園へサーキット運動を導入(これをきっかけに、半年で年長児全員が逆上がりできるようになったとか!)したり、公立中学校での授業として実際の商品開発に挑戦したり、さまざまな子どものための取り組みをご紹介されていました。なお、宇治田原町は4回目の応募でノミネートされたとのことで、満を持しての熱のこもったプレゼンテーションに引き込まれてしまいました。
エントリー内容はこちら:https://award.furusato-tax.jp/2023/entry/80
ラストは福島県桑折町 総務課財政係の鴨田智早さんのプレゼンテーションです。事業者と協力し、ふるさと納税のお礼の品として極上桃『雅(みやび)』の開発及び取扱品種の拡充を行った取り組みについて、会場の皆さんに語りかけるようにお話されていた姿が印象的でした。
エントリー内容はこちら:https://award.furusato-tax.jp/2023/entry/53
後編では、『未来につながるまちづくり部門』のプレゼンテーションと結果発表をレポートします。
引き続きお付き合いのほどよろしくお願いいたします!