2025.08.12

育休復帰は新たなスタート!【前編】半田さんが語る「マミーブレイン」との地道な戦い方

育休復帰は新たなスタート!半田さんが語る「マミーブレイン」との地道な戦い方【前編】

「お母さんになったら、仕事のパフォーマンスが落ちる?」そんな漠然とした不安を抱える現役世代、そして未来のママたちへ。
トラストバンクには、育児とキャリアを両立しながら働く社員が多数活躍しています。今回はその一例として、アライアンスパートナー部で活躍する半田さんのリアルな声をお届けします。

アライアンスパートナー部で活躍する半田さんは、まさに今、育児とキャリアの両立という新たなステージを迎えています。
特に印象的だったのは、**「マミーブレイン」**との向き合い方。記憶力の低下やマルチタスクの難しさに直面しながらも、半田さんが見出した工夫と自分らしい働き方とは。彼女のリアルな声をお届けします。



育休からの鮮やかな復帰!新米ママ・半田さんの現在地

2025年4月1日付で10か月間の育休から復帰し、アライアンスパートナー部のセールスチームでフルタイム勤務をされている半田さん。現在、復帰2ヶ月目を迎え、1歳のお子さんを育てながら日々奮闘されています。
「先日、無事に1歳になりました」と、にこやかに話す半田さん。育児、そして家事のワンオペをこなしながらも、その表情には充実感が溢れています。

半田 智子(はんだ ともこ)

神奈川県川崎市出身 米国州立大学にて観光経済学を専攻。卒業後は外国人向けプロモーションに特化した広告代理店の営業として16年勤務。
海外からの目線を通し、日本の最大の魅力は全国の地域が持つ個性豊かな自然や伝統・文化だと実感する。 魅力的な地域をこれまで以上に支援し続けるには?と考え、2023年トラストバンクに入社。 現在はアライアンスパートナー部のフロント営業を担当。

転職は出産を見据えた「転換点」になった!

半田さんのスムーズな育休復帰の背景には、明確なキャリアビジョンがありました。
「前職では、正直、仕事最優先の生活で、子どもを持つなんて考えられない状況でした」と振り返る半田さん。そこで、働き方を変えようと、トラストバンクへの転職を決意したと言います。

「トラストバンクに入社する前は、新卒からずっと同じ会社に在籍しており、広告代理店に勤務していました。職種としては、海外インバウンド向けの情報発信に特化した、広告営業の担当でした。その際に地方自治体や国、鉄道、インフラ関係の方々と一緒に仕事をすることがとても多く、そういった経験を経て、日本の魅力的な地域がこんなにもあるのかと日々実感していました。

しかし、どの地域も過疎化による人口流失・財源の減少などに直面しており、インバウンドによる外貨の流入だけでは、自治体が抱える課題のサポートには十分ではないと感じていました。そんな時、ふるさと納税の仕組みを理解すれば、より地域貢献できるチャンスが増えると感じ転職しました。」

「マミーブレイン」って知ってる?働くママを悩ませる「記憶力低下」との地道な戦い

しかし、そんな半田さんにも、育休復帰直後に直面し、今でも日々付き合っている大きな壁がありました。それが**「マミーブレイン」**です。
「本当に記憶力超低下で(笑)。お仕事も育児も基本マルチタスクになるのに、いろんなことを並行して考えてられないというか、一歩歩いたら一個忘れる、みたいな。家事をしていても、私この部屋に何しにきたんだっけ?って(笑)」

※マミーブレインとは?
出産後に一時的に記憶力や集中力が低下する状態のこと。ホルモンバランスの変化や睡眠不足が主な要因とされている。正式な医学用語ではないが、多くの産後女性が経験する現象。

この見落とされがちなマミーブレインに対して、半田さんは自分なりの対策を講じています。

半田さん流「マミーブレイン」対策術

「とにかく書き出す!」
1日のToDoリストから始まり、ミーティングの目的や議題、報告内容など、全てをノートに書き出すことを徹底。「書き出さないと、話す内容の着地点を忘れたり、聞くのを忘れてしまったりするんです」

「資料は自分で作り変える」
復帰後、仕事で使う数字や固有名詞を驚くほど忘れてしまっていたという半田さん。「一から頭に入れるためにも、資料を自分で作り変える作業から始めました」

「一人ロープレで体得」
営業のプレゼン資料も、家でこっそり声に出して「一人ロープレ」をすることで、内容を確実に頭に入れ直す努力をされています。「これも地道ですが、すごく大事な作業です」

情報収集も怠りません。「たまひよアプリとかで『マミーブレイン』って言葉が出てきて、私も『そんなのあるんだ!』って知りました。産後になって『忘れっぽいな』『頭が動いてないな』とは感じていたので、これはケアしないとと思っていましたね」と、ご自身の変化にいち早く気づき、地道な対策を講じてきた半田さんの意識はさすがの一言。

■ 次回予告:後編では「ご機嫌ママ」になる秘訣、そして未来のママたちへのメッセージをご紹介!

育児との両立には、実は“自分をご機嫌に保つ”という秘訣がある──?
次回の後編では、半田さんのリラックス法やモチベーション維持の工夫、そして未来のママたちへ贈る温かくも実践的なアドバイスをお届けします。お楽しみに!

<関連記事>
トラストバンクが実現する性別を問わない育児支援
育休取得を性別関係なく「当たり前」に
クリップボードにコピーしました