2022.01.05

男性66%・女性100%が育休取得 パパママメンバーと人事に聞いた、トラストバンクの育休制度

2021年6月、政府は男性の育児参加を促進するため育児・介護休業法を改正し、来年から施行することを発表しました。

その目標は、2025年までに男性の育休取得率を30%とすること。ですが、2020年度の調査では12.65%とまだまだ及ばない状況です。

育休制度の活用は、ワーク・ライフ・バランスの実現に欠かせません。トラストバンクでは、メンバーは男女を問わず育休制度を活用しています。具体的にどんな制度があり、どのように使われているのでしょうか。

トラストバンクの産休・育休制度を支える経営管理本部人事チーム(以下人事チーム)の須賀さんと金安さんに、制度についてインタビューしました。後半では、実際に制度を使ったパパママメンバーの感想を載せています。

目次

・日頃のケアで育休を取りやすい環境づくり
・復帰後のキャリア像をともに考える
・キャリアの多様性がビジョンの実現をもたらす
・インタビュー:ふるさとチョイス事業本部/マーケティング戦略ユニット 小笠原さん
 ー復職して実感した「フルリモート」のメリット
 ーギャップを乗り越えた先の「復職して良かった」
・インタビュー:ふるさとチョイス事業本部/デベロップメントデザイン戦略ユニット 海塩さん
 ーリモートワークで叶えた育児と仕事の両立

|日頃のケアで育休を取りやすい環境づくり

国が定める育休の取得期間は原則1年までで、子どもが保育所などに入所できなければ1歳6か月になるまで(再延長で2歳まで)延長可能です。ですが育児環境は家庭によって異なり、子どもが2歳を過ぎても保育所に入れないなど、会社に復帰したくてもできない場合があります。

一方、トラストバンクでは育休の取得期間を最大3年までとしているため、2歳以上の子どもがいるメンバーも条件を満たせば育休を取得できます。国の制度「パパ・ママ育休プラス」(注:両親が共に育休を取る場合、育休対象となる子の年齢が1歳2か月までになる制度)も活用しています。

2020年12月~2021年12月の間で、当人または配偶者が出産したメンバーのうち育休を取得した男性は66%、女性は100%です。配偶者が出産する場合は、産後すぐに男性メンバーも育休を取られるようになっています。育休制度を使ってもらうため、人事チームでは出産予定のメンバーを丁寧にケアしています。

金安さん
男性の育休制度が知れ渡っていない会社も多い中で、トラストバンクは男性の育休取得率が高い方だと思います。「パパ・ママ育休プラス」などの国の制度は、実際あまり知られていません。そこで出産予定または配偶者の出産を控えたメンバーには、須賀さんから制度を1から説明するようにしています。

須賀さん
まずはチャットで連絡し、産休・育休取得の希望があればオンラインミーティングで制度や手続きの説明を含めた面談を30分ほどしています。男性メンバーにも、産後8週間以内に育休を取得していれば再度育休を取られる「パパ休暇」の仕組みなどを説明し、制度を認知してもらっています。

出産予定日が近づくと「お子さんは生まれましたか?」などと近況を聞いてこまめに連絡し、育休を取得しやすい環境づくりをするようにしています。

初めての妊娠・出産には、不安はつきものです。そんな中、チャットやメールでの相談だけではどうしても堅くなってしまいます。そこで、須賀さんは産休前のメンバーと必ず1~2回オンラインミーティングを設定し顔を合わせて話す機会を設けています。

1度目の面談では、メンバーの不安に対するケアとして産休・育休制度の紹介を行い、2度目を行う場合は状況の確認や今後の案内をしているそうです。

須賀さん
今日の午前中も面談をしました。国の給付金制度や育休期間はもちろん、復帰後どのようなスケジュール感で働くかも話す必要があります。そのため、時系列順に手続きの時期から復帰までの流れをまとめた一覧表を作っています。

表を見ながら具体的な手続きの説明をしたり、復帰の時期を基準にいつ私から連絡するかを決めます。育休を取りたいメンバーが業務上で不安に感じていることにも回答しています。

長期の産休・育休から復帰したメンバーには、復帰から1か月後も面談を行い「業務状況はいかがですか」などと声掛けします。短期の産休・育休復帰者にはチャットで連絡しています。

(産休・育休から復帰までの流れをまとめたスケジュール表)

育休期間はメンバー自身で調整可能です。早期復帰を希望する場合は育休期間を短縮でき、子どもが保育所に入所できないなどの事情があれば延長もできます。男性メンバーの場合、産後の配偶者のため1か月間の育休を取る人もいれば、子どもが2人以上いるため2か月間取る人もいるそうです。

育休を経て会社に復帰すると、以前とはやりたい仕事が変わる場合があります。そのため、こうしたケアは復帰後にも欠かせません。須賀さんと金安さんは、育休を取ったメンバーのキャリア像もヒアリングすることで、強固なサポート体制を築いています。

|復帰後のキャリア像をともに考える

須賀さん
復帰までの2~3か月間は面談で現状や復帰後に行きたい部署、時短勤務希望の有無などを聞きつつ復帰先を選定します。相手と密に連絡を取り合うことで、復帰しやすいようにしています。

ただ復帰してもらうだけではなく、メンバー自身がどうなりたいのか、何をしていきたいのかを考えて復帰できる環境づくりをするよう気を付けています。

金安さん
育休取得者の中には、目の前の業務だけでなくその後のキャリアを考えたいという人もいます。仕事だけが「キャリア」ではないと思いますし、プライベートも含めて一人ひとりが自分の「キャリア」を考えられるサポートが出来れば幸いです。

自分のキャリアについてどのように考えたら良いかーと悩む人には、キャリアコンサルタントとして話を聞くようにもしています。

| キャリアの多様性がビジョンの実現をもたらす

11月には産休・育休に関する規定を変更し、パートナーシップ(注:戸籍上同性のカップルの関係)を結ぶ人にもトラストバンクとして育休制度を適用することになりました。まだまだ法律上の壁はありますが、休業期間やお祝い金、特別休暇など、会社独自で設計出来るものは適用範囲を広げているようです。

金安さんによれば、たとえば同性のパートナーが養子を迎えた場合などにも制度を適用できるよう考えているそうです。

規定では、妊娠中のメンバーは希望に応じて残業を免除できるようになりました。育休復職者には、子どもが小学校に入学するまで9時~16時の時短勤務を推奨しています。

産休制度は法定通りの内容(出産予定日の6週間前から請求すれば取得できる産前休業・出産翌日から8週間は原則就業不可能とする産後休業)ですが、産前休業前はメンバーが希望すれば、相談に応じて有給休暇を取得できます。

金安さんは、多様なキャリアの考え方を受け入れることがビジョンの実現につながると言います。

金安さん
復帰後はフルタイムで働きたい人もいますが、短時間なら働ける人もいます。キャリアの考え方は人によって異なり、家庭をより重視したい人も、仕事と家庭の両方を充実させたい人もいます。

全ての人を受け入れる必要がありますし、我々が目指す「自立した持続可能な地域をつくる」には色々な人の視点や観点が必要になります。トラストバンクは会社として、一人ひとりの人財を尊重し受け止めていきたいと考えています。

(人事チームの須賀さんと金安さん。相性GOODです❕)

二人三脚でトラストバンクの産休・育休制度を支える頼もしい2人に、育休取得を考えているメンバーと読者のみなさんへのメッセージをもらいました。

須賀さん
トラストバンクではメンバークラスはもちろん、部長クラスも育休を取得をしています。また男女を問わず育休制度にマイナスイメージを持つメンバーがいないため、人事チームとしてはそんな社内風土を活かして育休を取りやすい環境を作りたいと思っています。そのために制度を分かりやすく、どこに提示すべきかも考えていきたいです。

金安さん
それぞれのメンバーが置かれている環境や状況、担当する業務は異なるので「育休を取りたいけどどうすれば」と悩んでいる人は、まずは人事チームまでご相談ください。是非一緒に今後のことを考えていきましょう。会社としては仕事もプライベートも合わせて人生だと考えているので、両方が充実する選択をしてもらいたいです。

|インタビュー:ふるさとチョイス事業本部/マーケティング戦略ユニット 小笠原さん

ーー産休・育休はいつ頃、どのような流れで取得しましたか

産休と育休を取得する前は、人事チームから手続きの流れが記載されたスケジュール表をもらい、育休取得のために会社への提出が必須な書類を出す時期などを確認してもらいました。産休は2019年2月23日~3月末、育休は子どもが同月29日に生まれてから丸々2年間取りました。

産休から育休の間に私が行った手続きは、出生届などの提出すべき書類を人事チーム宛に送ることぐらいでした。書類は産後落ち着いた時期にまとめて送りました。

ーー2年間の育休取得を決めた理由を教えてください

最初は2年間も育休を取るつもりはありませんでした。ですが、育休1年目の終わり頃になっても子どもは保育園に入園できない状況でした。待機児童が多いエリアだったので、4月の一斉入園で入れない場合はその後の途中入園もかなり厳しい状態です。

これでは復職できずまずいと思っていた矢先、トラストバンクでは最大3年間の育休を取得できると聞き助けられました。結果的に退職はせず、2年間の育休を経て無事に復職できました。

ーー育休制度を使って良かった点はありましたか

実際に子育てをしていて、子どもが小さいうちに仕事をするのは厳しいと感じていました。ですが育休を取ったことで、その間会社に在籍しつつも休業できました。人事チームに事前に説明してもらい育児休業給付金の受給手続きをしたため、最初の半年間は2か月に1度のペースでお給料の約3分の2、それ以降はその半分の補助金をもらえました。

働かなくても収入を維持できたのは大変助かりましたね。また保育園に落ちた際には、働きたくても働けない状況があるなと感じました。なので、2年間の育休で子どもが保育園に入るまでの間を繋いでもらえて良かったです。

(育休中、公園でお花見をする小笠原さん親子🌸)

ーー入社の際には、育休制度を重視していましたか

まさか自分が結婚・出産するとは思っていなかったので、育休制度については全く重視していませんでした。ですが実際に育休を取る立場になり、制度のありがたみを実感しました。

私が入社した2016年当時はまだ人事制度を整えている途中だったようですが、育休に入ったタイミングでは人事チームから事前に制度の案内や復職までの流れを説明してもらい、丁寧にサポートしてもらいました。

|復職して実感した「フルリモート」のメリット

ーー育休前のお仕事と現在のお仕事を教えてください

以前は地域ソリューション部にいて、自治体さんとやり取りするフロント業務をしていました。かなり出張が多く、イベントなどでも外に出る機会が多い部署でした。

今はサイトの特集企画やライティングを行うコンテンツ編集チームに在籍し、自宅からフルリモートで働いています。コンテンツ制作のために外出が必要なこともありますが、基本的に在宅で働けるようチームのメンバーに支えてもらっています

ーー部署異動はご自身で希望したのですか

実は、育休前からライティング業務に興味があることは周囲に伝えていました。その話を社内で覚えてくれていたようで、復職前の面談の際にライティングができるチームの話を聞き、異動することになりました。


ーー復帰後は、会社からどのような業務上のサポートがありましたか

今は9時~16時の時短勤務制度を利用しています。チームメンバーのサポートもあり、残業なく16時に業務を終了できています。復帰する段階で人事チームから、生活リズムが変わると思うので始めは16時までの時短勤務にしたらどうか、と連絡をもらいました。

今は時短勤務ですが、勤務時間は柔軟に対応してもらえるそうなので、ライフスタイルに合わせて相談していきたいです。

ーー育児と仕事を両立する中で大変だったことはありますか

正直、最初に覚悟していた程の大変さはありませんでした。

産休に入った頃はまだメンバー全員が出社していたので、復職したら子どもを保育園に送ってから出社して…というように移動が大変になるだろうなと覚悟していました。ですが復職のタイミングでトラストバンクは完全リモート体制になり、移動時間はなくなりました。

そのため、仕事の合間に片付けや家事をしたり、終業時間ぎりぎりまで仕事したりすることが可能になりました。働く環境が大きく変わったことで、時間を上手く使えるようになったと感じます。家事・育児をする人にとっては、リモートワークはとてもありがたいと思います。

ーー育児と仕事を両立させるために気を付けていることがあれば教えてください

仕事を家庭に持ち込まないようにしています。仕事は仕事、家庭は家庭なので就業時間後は家庭に専念していますね。今は残業も全くない状態ですし、「仕事モード」と「家庭モード」を切り替えることで気持ちをリフレッシュできていると感じます。

「仕事モード」のときは1人の時間やメンバー同士の会話を楽しみ、「家庭モード」のときは仕事に励んだからこそ家庭にも専念しようと思えるので、うまい具合に両立できていると思います。

(小笠原さんのリモートインタビューの様子)

|ギャップを乗り越えた先の「復職して良かった」

ーー復職の際に感じた仕事面でのギャップはありますか

一番大きかったギャップは、2年間の育休をとっている間にメンバーが半分以上変わっていたことでした。オフィスもなくなり、組織編成も変わり…復職の際には、ほぼ別の会社に来たような感覚になりましたね。

その中で、復職前から在籍していたメンバーが復職の際に直接会えずともメッセージをくれたりしたので、少しずつ「戻ってきたんだな」と思えるようになりました。

また、復職当初は部署が変わったので業務内容も大きく変わるのではないかと心配していたのですが、チームのメンバーがサポートしてくれました。まずは自分のできることから始めて、今ではメンバーと共に働けるようになったと感じています。

疑問点があるときも、メンバーに言えばすぐ対応してくれます。ちょっとしたことでも質問しやすい雰囲気がありますね。

ーーそれでも、トラストバンクで働き続けたいという想いがあったのですね。

「地域に貢献できる仕事がしたい」と思って入社したので、なるべく働き続けたいと思っていました。ただ復職するときに一番ネックだったのが、通勤や勤務時間の問題でした。そんなことを考えているうちに、社内は完全リモート体制になっていて「よし、安心して戻ろう」と思いました(笑)

戻ったタイミングもちょうどリモート体制が落ち着いた時期で、働き方については段階的に説明してもらいました。最初の1~2週間は慣れるのに大変でしたが、わりと速く馴染めたかなと思います。

ーー復職する人もいればそのまま家庭に入る人もいる中で、「復職しよう」と決めた原動力はどこにありましたか

育休1年目が終わりかけていた頃、子どもが0歳とまだ小さかったため、正直仕事に戻りたくない気持ちもありました。結果として復職できず育休期間を延長しましたが、子どもは1歳半過ぎになると本当に元気いっぱいで、私1人では手に余るようになりました。

私が疲れ切っているなか子どもは遊び足りず、遊ぶにしても近所の公園で2人きりで過ごすだけ。そんな状況が続き、お互いにとって良くないなと感じ始めました。子どもは遊び相手が私しかおらず不完全燃焼でしたし、もう少し友達と遊ぶ機会を作ってあげたいと思っていました。

一方私は1日中子どもと一緒で疲れ切っているので、適当に遊ばせてしまうこともありました。こうした生活は私の気質に合わないと感じ、その頃から「働きたい」と強く思い始めました。

結果、復職して本当に良かったと思っています。仕事と家庭でメリハリがつくぶん、休みの日は全力で一緒に遊んであげられるようになりました。

(晴れた日の仲良し親子ショット🌅)

子どもは2歳になるまであまり喋れなかったのですが、保育園に通い始めて先生やお友達とも話すようになったからか、今ではものすごく喋るようになりました。復職したことが、親子に良い影響を与えていると思います。

ーーこれから産休・育休制度の利用や入社を考えている人にメッセージをお願いします

出産は人生の中でも大きなライフイベントです。私は出産を経て、その後の働き方と生き方を考えさせられました。これからの人生を考えて、「会社が自分に合っていれば復職しよう」というスタンスでも良いと思います。

トラストバンクの働き方は完全リモート体制に変わりましたし、メンバーも良い人ばかりです。気兼ねなく産休・育休を取られると思います。ともかく、トラストバンクは安心して戻って来られる場所です。

|インタビュー:ふるさとチョイス事業本部/デベロップメントデザイン戦略ユニット 海塩さん

ーー育休はいつ頃、どのような流れで取得しましたか

2021年3月に子どもが生まれてから、1番早く育休を取られるのが4月でした。なるべく早く仕事に復帰したいと思っていたので、4月の始めから5月末まで約2か月間の育休を取ることに決めました。

人事チームに妻が双子出産の予定だと伝えたところ、育休制度を提案してくれて初めて制度の存在を知りました。実際の出産では急遽帝王切開となり、母体への負担が大きくなってしまいました。妻の退院は遅れ、医師からはその後も体調が安定しないだろうと言われていました。

そこで、育休を取りたいと人事チームに伝えました。正直、男性の育休は制度があっても実際は取りにくいだろうと思っていました。育休を取得したい時期と仕事の引き継ぎのタイミングとの調整が難しい場合があるからです。

ですが人事チームは、「男性メンバーが育休を取った実績もあるので、気兼ねなく取ってください」と話してくれました。周りのメンバーも揃って快諾してくれましたね。

育休期間中はずっと家庭のサポートに時間を充てられたので、家族からすごく感謝されました。実際、育休を取っていなければ生活が回らなかったと思うので、本当に助かりました。

(海塩さん一家は子だくさん!)

ーー育休前と復帰後には、メンバーからどんなサポートがありましたか

育休前は、手持ちの仕事の引継ぎをチームメンバーにサポートしてもらいました。育休を取るための手続書類もありましたが、人事チームが私の手間が最小限になるように手配してくれ、スムーズに手続きを行えました。

私が育休を取ったときは、ちょうどトラストバンクの組織体制の大改造が始まった時期でした。そのため、復帰後には組織体制が変わり、今まで通用していたやり方が通用しなくなることもありました。当初は混乱もありましたが、メンバーに質問があればその都度聞くようにして徐々に適応していきましたね。

|リモートワークで叶えた育児と仕事の両立

ーー育児と仕事の両立は大変だったかと思いますが、どのように乗り越えましたか

実は、復帰後は仕事内容が全く変わりました。今はIT戦略チームで、パートナー企業にプログラムを提供してシステムを作るプロジェクトを立ち上げています。最初の1か月はペースがつかめないこともありました。

ただ、幸いプライベートでもプログラミングをしていたので特に仕事ボケすることなく復帰できました。子どもの世話で夜中に起きる必要があるときや、うまく睡眠時間が取れないときはプログラミングをしていて。そのため仕事に対する抵抗感もなく復帰できたと思います。

育児では、主にまとまった睡眠時間をとることが課題でした。夜泣きの対応や3時間置きにミルクをあげる必要があり、体力的に追いつかないなと感じました。子どもが双子なので夫婦交代で睡眠を取ることができず、始めは結構きつかったですね(笑)

(海塩さんのリモートインタビューの様子)

ーー育児と仕事を両立する上で気を付けてきたことや、その中で感じるやりがいを教えてください

リモートワークで両立してはいるものの、勤務時間中は仕事が最優先であるべきなので「仕事をいつでも抜けられる」という意識を持たないでほしい、と家族には伝えています。

以前通勤していた際は帰宅時間が遅く、子どもがすでに寝ている場合が多かったためほとんど世話ができませんでした。今では、上の兄弟と比べても1番双子の世話をしているなと実感しています。おむつ替えはもちろん、お風呂にも入れてあげられるようになりましたね。

ーー復帰後、トラストバンクに対する印象の変化はありましたか

もともと、メンバー同士のコミュニケーションの活発さやフラットな関係性がすごく良いなと思っていました。育休を取ってから復帰のサポートなどを受け、なおさら親近感が増しましたね。リモートワークでもオンラインミーティング上で会話が弾んだりするので、もっと馴染んでいきたいです。

また以前フリーランスをしていたときは仕事がなければ一切収入がありませんでしたが、トラストバンクには育休中も収入面で助けてもらえたので組織の安定感を感じましたね。

ーーこれから産休・育休制度の利用や入社を考えている人にメッセージをお願いします

私自身、子育ては体力勝負だと実感しています。子どもを持つのは、なるべく早いうちが良いでしょう(笑)出産直後は実家で子どもの世話をしてもらえる人もいますが、そうでない人もいます。

男性メンバーも是非育休制度を利用して、家族のサポートをしてみてください。一生のうち何度もできることではないので、家族にはずっと感謝されていくと思います。

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