トラストバンクの「人」に焦点をあてた本シリーズ「トラストバンクの人」。
今回は、ふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」のビジュアルデザイナーの脇川さんにお話を聞いてみました!
脇川 真
出身地:新潟県岩船郡粟島浦村(人口約370人の小さな離島)
高校・大学で建築を専攻し、一度は建築の道を進むも、もっと自由にデザインをできるようになりたいという想いで上京し、制作会社の門を叩く。
地方出身デザイナーとして「(特に地方の)デザインの価値を上げる」という目標を持ち、いずれは地元や地域に貢献したいという想いから、2020年にトラストバンクへ入社。
ー現在の業務を教えてください!
ふるさとチョイスやchiica、めいぶつチョイスなど、プロダクトを横断し、Webサイトやバナー、紙媒体等、多岐にわたる制作物のビジュアル制作を担当しています。案件によっては撮影やガイドラインの策定など制作の上流部分にも関わり、最近はUIデザインにもチャレンジしています。
前職の制作会社から事業会社に入社するにあたり、1点だけ懸念だったのが、「デザインの幅は制限があるかもしれない」ということでしたが、トラストバンクでは上述の通り、Webだけではなく、店舗ポスターやチラシなどの紙媒体、更にはロゴ制作、ガイドラインの策定など、手を挙げれば様々な領域にチャレンジすることができ、デザインの幅の広がりという点では、数ある事業会社の中でも珍しいかもしれません。
また私自身、楽しいことが好きなので、社内イベントや勉強会など、思いついたことはすぐに周りのメンバーに相談してみて、一緒にイベントを作ったりもしています。直近だと、同じデザイナーの勝又さんと一緒にデザインへの理解を深めるための社内イベントを開催したり、会社の年賀状コンペやレビュー会なども自ら企画しています。
トラストバンクのデザイナーは正社員の他に、業務委託として個人で第一線で活躍している方も多数ジョイン頂いており、先輩社員以外からも様々な経験・知見を学べる環境であることも気に入ってます。
ートラストバンクに入社を決めた、決め手は?
私の地元は新潟県の小さな離島「粟島」という島で、元々デザインを始めた当時から、粟島は土地の関係上良くも悪くも閉鎖的で、たとえ素晴らしい名産があっても発信しにくい環境だなと感じていました。
きっとこのような状況は粟島だけではなく、日本全国様々な地域で起きていると思っています。地元で誇れるものがあってもどのように発信したらいいのか困っているところも多いのではないかと思いはじめ、自分はデザイナーとして「地域のリブランディングに携わり、地方でデザインの価値を上げる」という生涯の目標を立てました。
地域のためにこれまで培ったデザインスキルを活かせる企業を探していた時に出会ったのがトラストバンクです。
また、今は東京にいますが、将来的には新潟にUターンしたいとも考えており、トラストバンクでは働きながら地域に移住できる点※や、事業部の責任者クラスの方がデザインに対して造詣が深かったことも決め手になりました。
(※首都圏外への移住は業務に支障がないポジションに限りますので、詳細は面談/面接でお問い合わせください)
入社して3年経ちましたが、トラストバンクは自治体職員さんや事業者・生産者さんとの距離が非常に近く、イベントや撮影のための出張を通じて直接お話を聞ける環境なので、これまで以上に”地域を身近に感じながら”業務にあたれておりやりがいに繋がっています。
ーチームの雰囲気を教えてください。
落ち着いたメンバーが多いですが、デザインのクオリティを追求する熱量は高く、年々クラフトマンシップが洗練されてきている気がします。技術を深めるだけではなく、経産省の高度デザイン人材育成要件※をもとにしてスキル拡張にチームで取り組んだりもしています。
(※経済産業省が設置した「高度デザイン人材育成研究会」が定めた、デザインを基軸にして事業課題を創造的に解決する「高度デザイン人材」の育成要件。
参考: https://www.meti.go.jp/shingikai/economy/kodo_design/20190329_report.html)
また、メンバー一人一人に地域に関わるルーツがあり、「地域が好き」という大きな枠組みは変わらないものの、固有の想いを持っているので、案件においても別角度から自分にない考え・想いを聞けるのは良いところだと思います。
バリューである「Respect each other」を体現しているメンバーばかりなのも特徴ですね。一人一人仕事のやり方は異なりますが、他のデザイナーや他部署のメンバーの考えや状況を常に理解しながら動いているので、仕事のしやすい雰囲気をメンバー全員で作っているなと思います。
今後も引き続き、デザインチーム発の企画やイベントの立ち上げなどを通じて、社内で1番楽しそうなチームにしていきたいですね。他のチームにも羨ましがられるようなチーム作りが目標です!
ー最後に、今後の目標をお願いします!
もっと地域に近い存在になりたいです。
まだまだ地域に対してふるさとチョイスが貢献したいことや、地域に対しての想いといったコアになる部分がデザインで表現しきれていないと感じています。
直接地域に足を運び、”ふるさとチョイスのデザイナー”だからこそできる仕事とは何かを突き詰めたいです!
※本記事はWantedlyの記事をTBbase用に編集したものです。
※事業部・肩書などは公開当時のものです。