2023.11.08

トラストバンクの新事業「めいぶつチョイス」ついにローンチ! 記者会見レポート【後編】

2023年10月25日(木)、都内某所にて、トラストバンクの新しいEC事業「めいぶつチョイス」ローンチに関するメディア向け記者会見が行われました。

めいぶつチョイスとは https://www.meibutsu-choice.jp/
自治体と協働し、地域のめいぶつを販売する通販サイト。
地域事業者が丹精こめて作った品を、こだわりやその背景と共にお届けいたします。「めいぶつチョイス」を通じて、選ぶことそのものが楽しみになり、品物のことを知っていく過程に喜びを感じられるなど、これまでのお買い物では得ることができなかった、「物選びの考え方」そのものを変える経験をお楽しみいただけます。
現地でしか味わえない希少な商品を数量限定で販売するなど、「めいぶつチョイス」でしか購入することができない限定商品も展開いたします。

リリース:https://www.trustbank.co.jp/newsroom/newsrelease/press705/

前編はこちら https://www.trustbank.co.jp/tbbase/corporate/tbbase072/

後編では、この「めいぶつチョイス」の責任者でもある事業部長の縞谷さんのプレゼン内容、そして実際に販売される品を管理、開発支援を行うマーチャンダイジング部マネージャーの菅さんの発表内容をレポートします。

めいぶつチョイスの目的は「持続可能な地域づくり」。「ふるさと納税の先のコミュニケーション」として新たな販路を提供

EC事業部 事業部長の縞谷さんは「『めいぶつチョイス』は、自立した持続可能な地域を作ることを目的に生まれた」とし、WEB販路はふるさと納税(寄付)のみという事業者が多くいる一方で、65%の方がお礼の品を”購入”したい、と回答したとするデータをお見せしました。

そして「『めいぶつチョイス』は、地域事業者の新たな販路として、寄付以降のアフターコミュニケーションを提供し、事業者の方々の売上に貢献したいと考えています」と述べました。

めいぶつチョイスと現在のEC市場との違いとしては、「品そのものの独自性に共鳴、共感することで消費を促すアプローチを取る」とし、その具体的な特徴として、トラストバンクが事業者・生産者に品の魅力やこだわりを取材し、めいぶつチョイス内で記事として公開することで「品の独自性を言語化」する点、自治体と協定締結して「商品開発を行うこと」を挙げました。

そして、会場では、実際に協定締結した北海道別海町、島根県出雲市、大分県杵築市、高知県室戸市、京都京丹後市、岩手県西和賀町(※締結順)の6自治体の首長の皆様からビデオメッセージが!
(各メッセージはトラストバンク公式Xでご覧いただけます♪https://twitter.com/TRUSTBANK_Inc

「ふるさと納税以外の方法で取り寄せできないのかという要望を以前からいただいていたため参加した」や、「トラストバンクと共に新商品の開発を行い、今まで以上に魅力的な特産品を全国の皆様にお届けする」などと、当サービスについて期待しているとのコメントをお寄せいただきました。

縞谷さんは「協定をきっかけとして、 地域性を生かした新しい品も多数生まれています。この品をめいぶつチョイスだけではなく、今後は ふるさとチョイスにも展開していくことで、自治体には寄付額に対する貢献、そして事業者の皆様には 新しい販路による売り上げの増加に貢献していきたいと考えています」と話し、今後は品物だけではなく、体験系の商品や旅行商材も検討するほか、販路を海外まで拡大していく予定、と未来についても語りました。

そして最後に、「『自治体と共に、つくる、新しいEC』、めいぶつチョイスをよろしくお願いします」と述べて降壇、菅さんにバトンタッチしました。

めいぶつチョイスにおけるMDの役割は「商品品質の管理」と、「商品開発支援」

菅さんは、「めいぶつチョイス」におけるマーチャンダイジングの役割は「商品品質の管理」と、「商品開発支援」と説明。

自治体と提携し、各地域事業者ならではの新たな『めいぶつ』をつくる支援の結果生まれた品は「めいぶつプロデュース」という名称をつけて販売する、と述べました。

以下では、例としてあげられた2点をご紹介します。

①島根県出雲市「縁結びセット」



【背景・地域性】
・米どころであり、地元醤油も製造
・出雲は「縁結び」にゆかりの地

【めいぶつプロデュース】
“人と人”が接点を持つところのご挨拶に気軽に使える商品構成を発案

【ニーズ】
・(個人)引っ越しや新規ご挨拶
・(法人)成約や営業商材としての需要

②北海道別海町「別海マスカルポーネチーズプリン(冷凍)」



【背景・地域性】
・生乳日本一の生産量
・資材・肥料高騰で付加価値創出必須

【めいぶつプロデュース】
おとりよせ可能な形態(冷凍)で、ストックスイーツのニーズに適応

【需要】
・好きな時に食べられる(ストックの魅力)
・好きな食感で食べられる(パーソナライズ)

これらの商品のように、パッケージや写真、量の提案などを含め、それぞれの状況に合わせた取り組みを進めていくとのことです。

最後に、「お礼の品を商品単体として購入できる機会を創出し、継続的に消費拡大するーーまたは、めいぶつチョイスで出来た商品を、新たな地域の魅力としてお礼の品に展開することで、地域の税収増につなげる……というように、『めいぶつチョイス』と『ふるさとチョイス』は相互に連携する形で進めていきたいと考えております」と、基幹事業である「ふるさとチョイス」との繋がりを明示し、菅さんはプレゼンを終えました。

この後、質疑応答やフォトセッションを経て、記者会見は閉会に。
(ご参加いただいた記者の方々、ありがとうございました!)

トラストバンクの新しい事業「めいぶつチョイス」をよろしくお願いいたします!

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めいぶつチョイスリリース
レポート前編
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