株式会社トラストバンク(本社:東京都品川区、代表取締役社長兼CEO:大井潤、以下「トラストバンク」)は本日9月1日(月)に、100%子会社である株式会社Orb(以下「Orb」)をトラストバンクへ統合したことをお知らせいたします。
トラストバンクは「自立した持続可能な地域をつくる」というビジョンのもと、地域の経済循環を促すために、日本最大級のふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」に加えて、自治体向けビジネスチャット「LoGoチャット」やノーコード電子申請ツール「LoGoフォーム」を提供する「パブリテック事業」や、自治体が発行主体となる地域通貨プラットフォームサービス「chiica(チーカ)」を全国の自治体に提供する「地域通貨事業」を展開しています。
Orbは2014年2月に設立され、分散台帳技術「Orb DLT」を開発・提供する企業です。Orb DLTとはAPIベースのミドルウェアとして、地域通貨や社内通貨、ポイントプログラムなどの決済システムを安全かつ迅速に構築できる技術のことで、自治体や企業に提供してきました。特にトラストバンクの「chiica」との連携においては、「Orb DLT」を活用した決済基盤を導入することで、セキュリティ性と可用性の向上を実現し、スケーラビリティに優れた地域通貨サービスを支えています。
トラストバンクとOrbは、これまで地域通貨事業におけるプロジェクトで緊密に連携してきました。Orbの統合は、地域通貨事業の強化および行政DXの推進をさらに加速させるために実施するものであり、両社の機能と人材を統合することで、地域に根差した課題解決力をこれまで以上に高めてまいります。
今後トラストバンクは、Orbの先端テクノロジーを自社プラットフォームに直接組み込むことで、更なるサービスの強化および品質の向上を図ってまいります。