2023.07.14

高知県室戸市とトラストバンク、
商品開発支援等の連携に関する協定を締結

~ 同市内の自立した持続可能な事業運営を推進するために
地場産品を活用した商品開発支援や販路の提供で連携 ~

高知県室戸市(市長:植田 壯一郎)と国内最大級のふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」を企画・運営する株式会社トラストバンク(本社:東京都渋谷区、代表取締役:川村憲一、以下「トラストバンク」)は、本日7 月14 日に商品開発支援等の連携に関する協定を締結いたしました。本協定により、地域の事業者の自立した持続可能な事業運営を推進するため、地場産品を活用した商品開発支援及び販路の提供に協力して取り組みます。
室戸市とトラストバンクは、事業者の地場産品を活用した商品開発および販路の提供を推進していくにあたり、両者で協働して以下の事項に取り組みます。

<協定事項>

◆ 地場産品を活用した新商品の開発・改良・発掘の支援
◆ トラストバンクが運営するECサービス「めいぶつチョイス」を活用した販路の拡大
◆ トラストバンクが運営するふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」内での企画等の連携

トラストバンクは、「自立した持続可能な地域をつくる」ことを目指し、地域の経済循環を促す一環として、50万点を超える(2023年 2 月時点)お礼の品を提供している「ふるさとチョイス」を2012年から運営し、これまで 1 兆円を超える寄付を全国各地に届けてきました。2023年秋には、ふるさと納税事業で有する全国の自治体や事業者・生産者とのネットワークや地域資源の魅力発信などにおけるマーケティングノウハウなどを活かして、EC サービス「めいぶつチョイス」の提供を開始します。「めいぶつチョイス」では、地域の生産者・事業者の販路拡大の支援とともに、地場産品を活用した新商品開発などを通じ、地域の生産者・事業者のブランドを守りながらこだわりの品を届ける EC サービスを目指します。

今回の協定により、ECサービス「めいぶつチョイス」においては、室戸市の事業者と連携することで地場産品の販路拡大をはかります。またふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」においては、地場産品の魅力向上となるようなお礼の品の開発などの取り組みを行っていきます。室戸市には、金目鯛やポンカンなど多種多様な特産品があり、地域産業の取り組みを中心に発信を強化していきたいと考えています。ECサービス並びにふるさと納税で地域の魅力や地場産品を開発・発信をすることで、地域の関係・交流人口の増加や地域事業者の自立及び持続可能化の促進によって、地域内の経済循環を促し、自治体が自らの力で持続的に自立・自走できる「自立した持続可能な地域」を共創してまいります。


高知県室戸市市長 植田 壯一郎のコメント
「室戸市は、平成26年度から株式会社トラストバンク様が運営する「ふるさとチョイス」等を活用し、ふるさと納税の拡大を図ってきました。その結果、令和4年度は約16億円のご寄附を賜るなど一定の成果がでてきておりますが、一方、ふるさと納税返礼品協力事業者の新たな販路開拓が課題となっておりました。今回のECサービス「めいぶつチョイス」は、この課題解決の一助となると期待しております。この度の連携協定により、株式会社トラストバンク様の支援を受け、本市の魅力を活かした特産品が一層周知され、地元事業者の販路拡大に繋がるよう、精一杯取り組んでまいります。」

株式会社トラストバンク代表取締役 川村憲一のコメント
「トラストバンクは『自立した持続可能な地域をつくる』というビジョンの実現に向け、地域の経済循環を促すための事業を展開しています。豊かな海の幸や農産物といった様々な特産品に恵まれ、地域事業者の販路拡大に熱心な室戸市と連携協定を締結できたことをうれしく思います。両者の強みを生かしながら地域の事業者の皆様のお役に立てるように協働して、取り組んでまいります。」


高知県室戸市https://www.city.muroto.kochi.jp/
【地勢】
 県都高知市の東方78kmに位置し、太平洋にⅤ字形に突出した日本八景の室戸岬を中心に東西53.3kmの海岸線を有している。地形は面積の約8割以上を山林が占め、南北に四国山地が縦走し、海岸近くでは特異な海岸段丘を形成している。気候は年間を通じて温暖であり、亜熱帯性気候の性格を帯びている。年平均気温は16℃台、年間降水量は、2000mm以上と高温多湿な特徴をみせ、ビワをはじめ作物の栽培には絶好である。
【歴史】
 大化の改新の後、室津郷が置かれて以来の古い歴史を持ち、弘法大師により最御崎寺、津照寺、金剛頂寺がひらかれ、東土佐文化の中心として栄えてきた。また、藩政時代には網捕鯨の振興、津呂、室津港の開削が行われ水産都市室戸発展の礎が築かれた。明治22年4月の市町村制実施により佐喜浜、津呂(昭和4年に室戸岬町に変更)、室戸、吉良川、羽根の5村が生まれ昭和18年までに羽根村を除く4村に町制が敷かれ、昭和33年9月25日に新市町村建設促進法に基づく5か町村合併が各町村議会で議決され昭和34年3月1日に5か町村が合併し「室戸市」として発足した。
 市制発足以来、激動する経済社会情勢の中で、長期的な視点に立ち総合的・計画的・効率的な行財政運営を推進するため、昭和36年3月「室戸市建設計画」、昭和44年4月、昭和47年11月、昭和55年3月にそれぞれ「室戸市振興計画」を、平成3年3月、平成13年3月に「室戸市総合振興計画」を策定し、「豊かな住み良い都市」づくりに努めてきた。更に「室戸の自然や資源を活かした産業の振興と、これまで育んできた歴史や文化を大切にし、健康で心豊かに安心して暮らせるまち」づくりを将来像として、平成23年3月に「室戸市総合振興計画」を策定した。

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