国内最大級のふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」を企画・運営する株式会社トラストバンク(本社:東京都渋谷区、代表取締役:川村憲一、以下「トラストバンク」)は本日 1 月 26 日、株式会社鳥取銀行(本社:鳥取県鳥取市、代表取締役頭取:入江 到、以下「鳥取銀行」)と地方創生の推進に関する協定を締結しましたのでお知らせします。協定では、自治体と事業者が協力した鳥取県内の経済循環の推進を目的に、まずは EC 事業で連携し、事業者の商品開発や改良の推進による特産品の魅力向上
と販路の拡大を図ります。
両社は、鳥取県内の自治体や事業者の地方創生の取り組みを推進するともに、自治体および事業者が抱える「課題解決」に取り組むことを目的として、両社で協力して以下の事項に取り組みます。
・ 自治体と事業者が協力した地域内の経済循環の推進:
=ECや地域エネルギー、地域通貨など、地域の経済循環を促し、地域が稼いだお金の流出を抑制する事業の推進
・ 事業者の商品開発・改良の推進による特産品の魅力向上と販路の拡大:
=地域の特徴やこだわりを活かした商品の開発、改良や「めいぶつチョイス(EC)」における販路拡大機会の提供
・ 地方創生を推進するための自治体や事業者へのソリューション提供:
= 自治体の課題にあわせたプロジェクトの企画、推進および応札等の実施
・ 地方創生に資する施策の企画・立案、情報の交換:
=鳥取銀行およびトラストバンクでの地方創生の施策やソリューションの相互交流・紹介
トラストバンクは、「自立した持続可能な地域をつくる」ことを目指し、地域の経済循環を促す一環として、46 万点を超える(2022 年 10 月時点)のお礼の品を提供している「ふるさとチョイス」を運営し、サービス開始から 10 年が経ち、これまで 1 兆円を超える寄付を全国各地に届けています。2023年には、ふるさと納税事業で有する全国の自治体や事業者・生産者とのネットワークや地域資源の魅力発信などにおけるマーケティングノウハウなどを活かして、EC サービス「めいぶつチョイス」の提供を開始します。「めいぶつチョイス」では、地域の生産者・事業者の販路拡大の支援とともに、地場産品を活用した新商品開発などを通じ地域の生産者・事業者のブランドを守りながらこだわりの品を届ける EC サービスを目指します。
今回の協定により両社は、EC サービス「めいぶつチョイス」において鳥取県内の自治体および事業者・生産者と連携することで、県内の新たな特産品の開発や魅力向上、また販路の開拓や拡大を図ります。具体的には、鳥取銀行が商品開発や販路開拓に関するセミナー開催や出品登録を自治体・事業者にご案内し、トラストバンクは必要に応じて専門家派遣を行い、マーケティングノウハウを提供するなどの連携により、県内の農産物、畜産品、乳牛製品、鮮魚貝類、水産加工品、菓子、地酒、伝統工芸品等の販路拡大を支援します。
トラストバンクが有する行政デジタル化事業、地域エネルギー事業、地域通貨事業など各種の地方創生関連サービスに関しても、今後、各自治体等の地域課題に応じてソリューション提案の中で活用してまいります。なお、個別多様な地域課題に対して適切なソリューションを提供できるよう、地方創生施策の企画立案などにも共同して取り組む予定です。
株式会社鳥取銀行
昭和 24 年、「鳥取県に地元の普通銀行を」との地域の熱い期待を担って創立。以来、鳥取県内に本店を置く唯一の地方銀行として、地域経済の発展と共に成長。
2015 年1月には全国に先駆け鳥取県および県内市町村が地方版総合戦略を策定する動きに合わせ、本部に地方創生担当部を設けるとともに全店の支店長を「地方創生サポーター」に任命し各地方公共団体の総合戦略の実現を支援する体制を整備。廃校を活用したインキュベーション複合施設「隼Lab」の運営支援、地域商社への参画、観光地域づくり法人(DMO)の設立・運営支援、自治体と連携したまちづくりファンドの設立・投資等に取り組み。
2021 年 4 月にスタートした中期経営計画「共創 Innovation」では、地方創生施策を重点戦略の一つ「地域イノベーション」として掲げ、頭取直轄のプロジェクトチームを設置し、これまでの成果の地域への横展開、自治体、事業者、大学、商工団体など地域のステークホルダーが連携して地方創生に取り組むエコシステム構築など地域活性化を推進。