2022.04.26

北海道大樹町とインターステラテクノロジズおよびふるさとチョイス 宇宙産業で雇用創出などの地方創生を実現するため、ふるさと納税を活用した資金調達を開始

地域課題解決の資金をふるさと納税で募る「ガバメントクラウドファンディング®」を活用

北海道大樹町とインターステラテクノロジズ株式会社(本社:北海道広尾郡⼤樹町、代表取締役社⻑:稲川貴⼤、以下「インターステラテクノロジズ」)は2022年4月26日、ふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」を企画・運営する株式会社トラストバンク(本社:東京都渋谷区、代表取締役:川村憲一、以下「トラストバンク」)が提供するクラウドファンディング型でふるさと納税を募る仕組み「ガバメントクラウドファンディング®」(以下GCF®)で、ロケット開発をはじめとした宇宙産業により雇用や観光振興、教育振興といった「宇宙のまち」大樹町の地方創生を実現することを目的としたプロジェクトを開始します。募集期間は2022年4月26日~7月24日で、目標寄付金額は500万円です。

ガバメントクラウドファンディング®で寄付を募る背景
ロケット打上げに適した立地にある北海道大樹町は、南東に海が広がっていることや気候が安定していること、飛行機や船で空が混雑していないことなどから、世界的にもロケット打ち上げに適した場所です。そのため、、35年以上前から「宇宙のまちづくり」に取り組んできました。これまでに町内に1kmの滑走路がある多目的航空公園を整備し、JAXAや大学、民間企業などの実験が数多く行われています。今回プロジェクトに参画するインターステラテクノロジズは、増え続ける人工衛星の需要に対し、衛星を運ぶロケットの数が足りない現在の課題解決に、インターステラテクノロジズは、衛星をより安く安価で、より高頻度に打ち上げられる、超小型人工衛星打上げロケット「ZERO」(以下「ZERO」)の開発を目指しています。

「宇宙のまちづくり」のフロントランナーであるインターステラテクノロジズの事業拡大とともに、大樹町には宇宙に携わりたいエンジニアが全国各地から集まり、宇宙産業に将来性を感じた企業が新たに進出するなど、「宇宙のまちづくり」が雇用や産業、関係人口創出につながりつつあります。大樹町とインターステラテクノロジズは本プロジェクトを通じ、宇宙を軸としたまちづくりをさらに加速させることを目指します。

寄付金の使い道
寄付金はインターステラテクノロジズに補助金として交付し、ZEROの研究開発、設備投資、材料費および人材採用にかかる費用などに活用します。
 
大樹町長 酒森正人のコメント
「大樹町は35年以上前から掲げる「宇宙のまちづくり」を推進しています。町ではこれまでも町内に本社を置き、国内民間企業単独では初の宇宙空間到達を達成したインターステラテクノロジズを支援してきました。
本プロジェクトを通じて、 インターステラテクノロジズの新たなロケット打上げへの挑戦と、宇宙産業活性化、雇用創出、観光振興等などの地方創生が図られることを期待しています。皆さまのご支援をお願い申し上げます。」
 
インターステラテクノロジズ株式会社 代表取締役社長 稲川貴大のコメント
「ものづくりの総合格闘技と言われ、難易度が極めて高いロケット開発は研究開発から事業化までの「死の谷」が深く・長く、開発には多額のお金と時間がかかります。草の根活動から始まったインターステラテクノロジズは多くの方と一緒になることで、観測ロケット「MOMO」で国内初民間宇宙ロケットを達成することができました。ZEROの開発でさらに宇宙への敷居を大きく下げ、「宇宙の民主化」を実現させます。」
 
インターステラテクノロジズ株式会社 ファウンダー 堀江貴文のコメント
「これまでもインターステラテクノロジズのロケット開発を応援いただき大変ありがたく思っております。私たちは多くの人に支えられてロケット開発ができています。宇宙開発をさらに発展させ、日本の新たな産業を作っていきたいと考えていますので、引き続き果てのない宇宙探査のため、ご支援をよろしくお願いいたします。」

 
□■ プロジェクト概要 ■□
◆プロジェクト名: 人口5,400人のまちで、宇宙産業を通じて地方創生を実現したい!宇宙のまちのロケット開発プロジェクト
◆寄付受付サイト:ふるさとチョイス「ガバメントクラウドファンディング」(運営: 株式会社トラストバンク)
◆募集額:5,000,000円
◆期間:2022年4月26日~2022年7月24日(90日間)
◆寄附金の使い道:ZEROの研究開発、設備投資、材料費、人材採用にかかる費用
◆プロジェクトURL:https://www.furusato-tax.jp/gcf/1671
 (注)募集期間は、延長の場合がございます。

インターステラテクノロジズ株式会社について
インターステラテクノロジズは、圧倒的に低価格で便利な宇宙輸送サービスにより宇宙へのインフラを構築し、誰もが宇宙に手が届く未来の実現を目指すスタートアップ企業です。北海道大樹町に本社を置き、東京支社と福島支社、室蘭技術研究所(室蘭工業大学内)の4拠点で開発を進めています。観測ロケットMOMOは2019年5月に国内民間企業で初めて宇宙空間に到達、2021年7月には2機連続での宇宙到達に成功しました。次世代機となる超小型人工衛星打上げロケットZEROも開発を本格化させています。
 

株式会社トラストバンクについて
2012年4月設立。2012年9月、ふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」(https://www.furusato-tax.jp/)を開設。同サイトは、約2億の月間PV数(2020年12月)、契約自治体約1,600自治(2021年6月)、お礼の品登録数37万点超(2021年6月)を有する国内最大のふるさと納税総合サイトに成長。2013年9月、ふるさと納税の制度を活用したプロジェクト型課題解決支援「ガバメントクラウドファンディング®」をスタート。2014年9月、「ふるさとチョイス災害支援」の仕組みを立ち上げ、全国の自治体に無償でプラットフォームを提供。
※契約自治体数No.1(2021年7月時点自社調べ)、お礼の品掲載数No.1(2020年9月JMRO調べ)

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