2021.07.28

山形県上山市とふるさとチョイス、凍霜被害を受けたさくらんぼ農家支援のため「きふと、」の活用を開始

~ 思いやり型返礼品プロジェクト「きふと、」を活用し、さくらんぼの収穫が出来なくなってしまった市内農家への寄付募る ~

山形県上山市とふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」(https://www.furusato-tax.jp/)を企画・運営する、株式会社トラストバンク(本社:東京都渋谷区、 代表取締役:川村憲一、 以下「トラストバンク」)は、本日7月28日、今年4月に東北地方を襲った凍霜害(とうそうがい)の被害を受けた市内のさくらんぼ農家のため、思いやり型返礼品プロジェクト「きふと、」を活用した支援を開始します。
今回の取り組みでは、2019年2月に群馬県前橋市、岩手県北上市、トラストバンクの3者で開始した、自分のためではなく、誰かのための「思いやり型返礼品」を紹介するプロジェクト「きふと、」を活用し、凍霜害によりさくらんぼの収穫が出来なくなってしまった農家支援の寄付を募ります。

上山市では、今年4月の凍霜害により、雌しべの大半が枯死してしまい、市内のさくらんぼ農家によっては100本近い樹から数粒しか収穫ができなかったなど、甚大な被害が出てしまいました。

凍霜害被害にあった上山市内の「さくらんぼ」

「きふと、」は、お礼の品を選ぶことでできる新しい社会貢献のかたちとして、自分のためではなく誰かの役に立つお礼の品を紹介しています。今回、上山市の取り組みでは「災害復旧支援型」(注1)を採用し、寄付に対するお礼の品はなく、寄付金のうちお礼の品相当分が対象の事業者・生産者の災害復旧支援金に充てられ、残りは、自治体が産業振興分野(農林施策)に活用します。

寄付者は、上山市のページで「思いやり型返礼品(災害復旧支援型)」の品を選んで寄付することで、被害にあったさくらんぼ農家を直接支援することができます。

(注1)思いやり型返礼品(災害復旧支援型)とは、自然災害等により通常通りお礼の品を出すことが難しい事業者・生産者を直接支援できる仕組み。お礼の品の発送はないものの、寄付金の中からお礼の品に相当する額が支援として申し込みを受けた事業者・生産者に届けられます。本取り組みでは、寄付によるお礼の品はございませんが、事業者・生産者から寄付者の方へお手紙(お礼状)を送る予定です。

□■  上山市の事業者・生産者支援の概要 ■□

◆支援開始日: 7月28日(水)
◆専用ページURL:https://www.furusato-tax.jp/feature/detail/06207/10120
◆寄付金額:10,000円~
 ※寄付いただいた方には生産者からお礼状を発送します。
◆対象の生産者:
 ※対象の生産者は随時追加予定です。
  最新の対象生産者の情報は、専用ページをご確認ください。 
▽遠藤果樹園 https://www.furusato-tax.jp/product/detail/06207/5165476
【被災状況】
遠藤果樹園では、さくらんぼをはじめ、ラ・フランスや柿など、幅広い果物を栽培しています。さくらんぼは晩成型の品種である紅秀峰をメインに栽培していますが、今回の凍霜害により、ほとんど収穫することができませんでした。これほどの被害は数十年農業に携わってきて初めてで、ショックも大きいですが、来年へ向けて新たな凍霜害対策の導入を検討しています。秋冬に収穫される果物についても、凍霜害の影響がどのくらい出るか不透明な部分はありますが、こんな時だからこそ皆さんへ少しでも感謝をお伝えしていきたいと思いますので、寄付者の皆様からの温かいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

▽さくらんぼ大将 https://www.furusato-tax.jp/product/detail/06207/5165475
【被災状況】
さくらんぼ大将では、上山発祥品種である大将錦を中心に、さくらんぼメインの栽培を行っています。今回の凍霜害では、夜から朝にかけて火を焚いて1時間おきに園地の見回りを行うなど、被害を警戒していましたが、これまで以上に低い気温となったことで対策が効果を発揮せず、甚大な被害が発生してしまいました。さくらんぼが収入の多くを占めており、本当に苦しい状況となっていますが、大将錦をはじめとしたさくらんぼを、来年もう一度皆様へお届けできるよう、しっかりと対策を講じていきたいと考えておりますので、寄付者の皆様からの温かいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

▽くるまや農園 https://www.furusato-tax.jp/product/detail/06207/5165474
【被災状況】
くるまや農園では、さくらんぼをはじめ、スモモや桃にスイカ、柿など、様々な果物を栽培しています。例年、さくらんぼから本格的な収穫が始まりますが、今年は凍霜害により実がならず、ほとんど収穫することができませんでした。凍霜害の影響は、柿の木に実がほとんどならないなど、他の果物にも及んでいます。これほどの被害は過去に経験したことがありませんが、もう一度皆様へさくらんぼをお届けするとともに、7月に産まれた孫や家族のためにも頑張っていきますので、寄付者の皆様からも温かいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

思いやり型返礼品プロジェクト「きふと、」とはhttps://www.furusato-tax.jp/lp/kift/
2019年2月、群馬県前橋市・岩手県北上市・トラストバンクが連携し開始した、「思いやり型返礼品」を全国に普及させていくプロジェクト。自分が品を受け取るのではなく、誰かにお礼の品を送ったり(直接支援)、障がい者福祉施設等で作られた品を受け取ったりする(間接支援)ことで、地域のNPOや児童養護施設などの支援を目指す。「思いやり型返礼品」には、「支援型」「寄贈型(あしなが型)」「協賛型」「参加型」がある。

株式会社トラストバンク
2012年4月設立。2012年9月、ふるさと納税総合サイト『ふるさとチョイス』(https://www.furusato-tax.jp/)を開設。同サイトは、2億超の月間PV数(2020年12月)、契約自治体約1,600自治体超(2021年6月)、お礼の品登録数37万点超(2021年6月)を有する国内最大のふるさと納税総合サイトに成長。2013年9月、ふるさと納税の制度を活用したプロジェクト型課題解決支援「ガバメントクラウドファンディング®」をスタート。2014年9月には災害時にふるさと納税の寄付金を被災地に届ける「ふるさとチョイス災害支援」の仕組みを立ち上げ、全国の自治体に無償でプラットフォームを提供。

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