2020.05.07

茨城県境町、Gigi、ふるさとチョイス、ふるさと納税を活用して地域の飲食店を“こども食堂化”するプロジェクトを全国に展開へ

~ 新型コロナで困っている飲食店や子どもの食事を支援 / 離れていても食事をごちそうできるスマホアプリ「ごちめし」を活用 ~

茨城県境町(以下「境町」)、Gigi株式会社(本社:福岡県福岡市、代表取締役:今井了介、以下「Gigi」)、ふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」( https://www.furusato-tax.jp )を運営する株式会社トラストバンク(本社:東京都目黒区、代表取締役:川村憲一、以下「トラストバンク」)は5月7日、ふるさと納税を活用して、新型コロナウイルスの影響を受けている地域の飲食店の食事を子どもたちに無料で提供する「街ごとこども食堂プロジェクト」を全国の自治体に広げていくことを発表しました。

茨城県境町は4月1日、新型コロナの影響で、休校による給食停止などで子どもの食事に困っている家庭と、売り上げ減に悩む地域の飲食店などを繋ぎ、支援する「街ごとこども食堂プロジェクト」を開始しました。本プロジェクトは、離れていても食事をごちそうできるスマホアプリ「ごちめし」(Gigi開発・提供)を活用し、現在、町内飲食店約20店舗で、各店毎日10食分のお弁当を「ごちめし」を使って来店した子どもたちに無料配布しています。財源には、ふるさと納税の寄付金を活用しており、子育て家庭と困っている飲食店の双方を支援できる取り組みです。
境町、Gigi、トラストバンクは、全国各地の飲食店や子育て家庭を支援するため、全国の自治体にこの取り組みへの参入を呼び掛けてまいります。

トラストバンクは2013年、自治体が地域課題解決の資金をふるさと納税で募る「ガバメントクラウドファンディング(GCF)」を開始しました。 2018年には、ふるさとチョイスと契約する1,500超の自治体とのネットワークをもとに、共通の課題解決に取り組む自治体が連携して寄付を募る「広域連携ガバメントクラウドファンディング」を構築しました。

(注)「広域連携ガバメントクラウドファンディング」では、 各自治体の事業に寄付されます。 ふるさとチョイスが全ての寄付を募り分配する仕組みではございません。

境町、Gigi、トラストバンクは今後、境町とGigiが構築したふるさと納税を活用した新たなスキームを、トラストバンクの自治体ネットワークを通じて、全国に広げることで、新型コロナウイルスにより影響を受けている各地の飲食店と子育て家庭の支援を積極的に展開してまいります。

◆プロジェクト発起人:茨城県境町 橋本 正裕町長のコメント

「本プロジェクトは、境町だけでなく、災害支援の代理寄付のように全国に広がると本当に良い取り組みになると思い、今回ご提案させていただきました。4月1日より、境町では新型コロナウイルスの影響で休校になり、家にいる子どもたちに栄養のあるお弁当を届けるために、ごちめしを活用した境町こども食堂を開始しました。ご利用いただいた保護者の方からは、『学校が休校になって、今は毎日の食事の準備も大変です。子どもにはちゃんとしたものを食べさせたいので、1食でも提供いただけるのは大変助かります』など多くの声を頂きました。保護者の負担も軽減させることができています。さらに、売り上げが減少している町内飲食店の支援にもつながっています。全国に『街ごとこども食堂』をつくっていきましょう!ご賛同・参画いただけますと幸いです。」

株式会社トラストバンク

2012年4月設立。2012年9月ふるさと納税総合サイト『ふるさとチョイス』を開設。同サイトは契約自治体約1,560団体(2020年5月)、お礼の品数26万点超(2020年5月)、月間最大2億PV(2019年12月)の国内最大級のふるさと納税総合サイト。2020年3月、ふるさと納税を活用した新型コロナウイルスに伴う支援プロジェクト( https://www.furusato-tax.jp/feature/a/corona-virus_support_index )を開始。

Gigi株式会社について

2018年9月13日設立。人から人へ「ありがとう」「がんばってね」など様々な想いを、スマートかつスピーディーに「ごちる」(=ごちそうする)という形に変えて届けることができるサービス「ごちめし/さきめし」を運営。


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