日々、変化する課題を見極め、CTOとして何ができるかを考える

山﨑 賢

CTO / 開発部 部長

開発部

神奈川県 横浜市出身

新卒で大手SIerに入社。インターネット企業に転職し、数々の新規サービス立ち上げに携わる。その後流通系ベンチャー、大手事業会社、レジャー系のITベンチャーのCTOを経て現職。

日々、変化する課題を見極め、CTOとして何ができるかを考える

山﨑 賢

CTO / 開発部 部長

開発部

神奈川県 横浜市出身

新卒で大手SIerに入社。インターネット企業に転職し、数々の新規サービス立ち上げに携わる。その後流通系ベンチャー、大手事業会社、レジャー系のITベンチャーのCTOを経て現職。

エンジニア

ベンチャー企業での失敗が エンジニア人生の転機に

自分のエンジニア人生の転機となった出来事があります。それは大手インターネット企業から、流通系ベンチャーに転職したときのこと。尊敬している先輩から「新しく自社サービスを立ち上げるから手伝って欲しい」と誘われ転職したのですが、開発したサービスがどれも全く集客につながらず、大失敗に終わってしまったんです。

自分はエンジニアとして「つくる」ことはできても、ビジネスや事業の「仕組み」については何も知らない。そう痛感させられる出来事でした。「自分はもっとビジネスについて知る必要がある」とは前々から思っていたのですが、その出来事をきっかけにそうした思いはますます強くなり、さまざまな事業を展開する大手事業会社に転職しました。

転職した事業会社ではさまざまなサービスの開発責任者を務め、500〜1,000人規模のエンジニアチームを束ねていました。一番の収穫だったのは、エンジニアとして考え方のアップデートができたこと。自分で手を動かしたり、目先のことに囚われたりするのではなく、もっと中長期的な視点でビジネスを動かすマインドを養えました。

数年働いた後、「ビジネス力と開発力を持って、もう一度ベンチャーでチャレンジしたい」というチャレンジ心がまた出てきて、レジャー関連サービスを提供するベンチャー企業に転職。そこで2年間CTOを務めて、トラストバンクに入社しました。

エンジニアが「手ざわり感」を持って、地方の課題にコミットできる組織をつくりたい

世の中にはポジティブな状況にある人たちに、ポジティブなコト・モノを届けるサービスはたくさんあります。自分がこれまで開発に携わってきたサービスも多くがそうでした。しかし、世の中には何か課題を抱えていたり、ネガティブな環境に置かれていたりする人だって多い。そのような状況に置かれている人を助けるサービスにも携わってみたいと以前から考えていました。

転職活動をしていた2019年、首里城が火災に見舞われるというニュースを目にしました。プライベートでも足を運んだことのある場所だっただけに衝撃を受けたのですが、そんなときにトラストバンクがいち早く動き、ガバメントクラウドファンディング®(GCF®)で支援資金を集めているのを見て感動したのも、入社を決めるきっかけになりました。

トラストバンクではCTOという立場を任されていますが、CTOという肩書きはあくまで「ラベル」に過ぎないと思っています。会社が置かれている状況、スケール、課題は流動的に変化していくもの。それに応じてCTOに求められる役割・責任も変わっていくと考えているからです。

直近の私のミッションは、地方が抱える課題に対して、トラストバンクのエンジニアがより「手ざわり感」「温度感」を持って、自主的にコミットしていける環境をつくること。加えて、地方に住んでいるエンジニアがトラストバンクにジョインできるような体制も整えていきたいです。事情があって地方から出てこられなかったり、優秀な技術力がありながらくすぶったりしている地方在住エンジニアもきっと多いと思います。リモートワークも世の中的に当たり前になってきているので、そのようなエンジニアともこれからどんどんつながっていきたいですね。

本質的な課題を見極めることができる エンジニアと一緒に働きたい

エンジニアの仕事は、基本的に課題設定とその解決の繰り返し。しかし、エンジニアが「特殊技能」として組織の中で囲われてしまい、現場の課題から遠ざけられてしまうような光景をこれまでたくさん目にしてきました。それではもったいないし、課題を解決する技術力を持っている人が先頭に立って戦える環境が一番いいと思うんです。それこそテレビゲームの「勇者」のように(笑)。そんな環境がつくれたら、地域の課題に対して、エンジニアが「手ざわり感」を持って向き合うこともできるようになると思います。

トラストバンクで働くエンジニアに求めるのは「本質的な課題は一体なんなのか?」を見極める力です。課題と一口にいっても「顕在化している課題」「潜在化している課題」「まだ潜在化すらしていない中長期的な課題」などさまざま。さらに見る人によっても、また時間軸によっても、捉え方ひとつで課題というものは変わってきます。

「ふるさとチョイスの申し込みをどう増やすか?」「サイトをいかに使いやすくするか?」など、表面的な部分の改善も大切ですが、その先には自治体の職員がいて、さらにはそこで暮らす地域の人たちがいる。そうした先の先にいる人、先の先にあることを見据えて、本質的な課題設定をしていくことが重要です。それができれば、より深いところで「持続可能な地域をつくる」ということにもつながっていくのだと思います。そういうことを一緒に考えてくれるエンジニアと一緒に働けたら、とてもうれしいです。

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