2021.06.01

神奈川県鎌倉市とふるさとチョイス、ふるさと納税を活用して、台風で被災した西田幾多郎博士記念歌碑復活のため400万円の資金調達を開始

◇ ふるさと納税で地域課題解決の資金を募る「ガバメントクラウドファンディング®」を活用 ◇ 寄付した方の氏名を案内板裏に刻み支援の記念にも

 神奈川県鎌倉市とふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」を企画・運営する株式会社トラストバンク(本社:東京都渋谷区、代表取締役:川村憲一、以下「トラストバンク」)は6月1日、トラストバンクが提供する、クラウドファンディング型でふるさと納税を募る仕組み「ガバメントクラウドファンディング®」(以下GCF)で、西田幾多郎博士記念歌碑復活を目的としたプロジェクトを開始します。募集期間は2021年6月1日~8月29日、目標寄付金額は400万円です。

 鎌倉ゆかりの人物・日本を代表する哲学者 西田幾多郎博士の記念歌碑が、国道134号線沿いにありましたが、令和元年(2019年)10月に台風で被災し、現在公開を中止しています。令和2年(2020年)には西田博士の生誕150年も迎えましたが、台風の被害は大きく、未だに復旧が難しい状況です。
 記念歌碑を、かつてと同じく海の見える場所で公開することを目指しており、皆さまに寄付金の御支援をお願いいたします。

 寄付金は西田幾多郎博士記念歌碑を、現在仮置きしている鎌倉海浜公園稲村ガ崎地区に再設置するために活用いたします。また、30,000円以上のご寄付をくださった方の氏名を、案内板の裏面に刻むことができます。

(被災直後、周辺の土砂が流されてしまった記念歌碑及び案内板)

 今回、神奈川県鎌倉市が取り組むGCFは、お礼の品ではなく“使い道”から寄付を募るふるさと納税のクラウドファンディングです。自治体は地域課題と解決策を広く発信し、共感を得ることで寄付を集めます。一方、寄付者は地域支援の想いで寄付をするため、交流・関係人口にもつながる仕組みとして注目され、プロジェクト数は年々増えています。

神奈川県鎌倉市 松尾 崇 市長のコメント
「西田博士にとって、鎌倉はその生涯を閉じた地であり、故郷のかほく、壮年期を過ごした京都とともに博士を語る上で欠くことのできない地です。このような中、西田博士の足跡を示す歌碑が、台風の被害により、現在、残念ながら皆様にご覧いただけない状態となっています。西田幾多郎博士記念歌碑再設置のプロジェクトを通じて、景色がすばらしい公園の、皆様が気軽に立ち寄れる場所に、歌碑をもう一度立てなおし、改めてその功績を広く知っていただきたいと思います。皆様からの温かいご支援ご協力をお願い申し上げます。」

□■ プロジェクトの概要 ■□
◆プロジェクト名: 日本を代表する哲学者・西田幾多郎の偉業を記念する歌碑を復活させる!
◆サイト運営会社: 株式会社トラストバンク
◆目標寄付額: 400万円
◆期間:2021年6月1日~2021年8月29日(90日間)
◆寄付金の使い道:西田幾多郎博士記念歌碑及び案内板の再設置
◆SDGs:11.住み続けられるまちづくりを
◆プロジェクトURL:https://www.furusato-tax.jp/gcf/1241
(注)募集期間は、延長の場合がございます。


ガバメントクラウドファンディング(GCF)とは
2013年9月にトラストバンクが提供したクラウドファンディング型でふるさと納税を募る仕組み。 自治体がプロジェクトオーナーとなり、 地域課題に対する具体的な解決策、 必要な寄付金と使い道、 寄付金を集める期間などを提示して広く資金を調達する。 寄付者は自らの意思で寄付金の使い道を選ぶことができる。 「2019年度グッドデザイン賞」を受賞。
※ガバメントクラウドファンディング及びGCFは、株式会社トラストバンクの登録商標です。
※「ふるさとチョイスガバメントクラウドファンディング」サイト:https://www.furusato-tax.jp/gcf/


株式会社トラストバンク
2012年4月設立。2012年9月、ふるさと納税総合サイト『ふるさとチョイス』(https://www.furusato-tax.jp/)を開設。同サイトは、2億超の月間PV数(2020年12月)、契約自治体約1,580自治体(2021年3月)、お礼の品登録数35万点超(2021年3月)を有する国内最大のふるさと納税総合サイトに成長。2013年9月、ふるさと納税の制度を活用したプロジェクト型課題解決支援「ガバメントクラウドファンディング®」をスタート。2014年9月には災害時にふるさと納税の寄付金を被災地に届ける「ふるさとチョイス災害支援」の仕組みを立ち上げ、全国の自治体に無償でプラットフォームを提供。

クリップボードにコピーしました