2015.09.03

「ふるさとチョイス」で白馬村が ふるさと納税を活用したクラウドファンディングを開始  教育で地域を活性化する!

~白馬高校魅力化プロジェクト~

2015年9月1日(火)、株式会社トラストバンク(東京都渋谷区、代表取締役:須永珠代)が運営する、ふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」にて、長野県白馬村は「長野県白馬高等学校(以下 白馬高校)」を支援するガバメントクラウドファンディングを開始しました。
 
白馬高校はスキーの強豪校として、これまでに上村愛子さんや渡部暁斗選手など数多くのオリンピック選手を輩出してきましたが、少子化の進行と共に年々生徒数が減少し、統廃合の対象となりました。地域から高校がなくなると、人口の流出や高齢化・過疎化は急激に進行します。  白馬村では、教育環境の整備・充実を地域の魅力の一つとして捉え、地域ぐるみで高校を支援することを長野県に申し入れ、県はその支援に応じる形で、2016年4月に『国際観光科』を新設、生徒を全国募集することを決定しました。また、全国でも初となる「自治体首長が委員として学校運営に参画するコミュニティ・スクール」に向けて準備を進めています。
 
~白馬高校魅力化プロジェクト~
(1) 公営塾の運営
学校での授業に加え、さらに深く学べるよう、放課後や土曜日に公営の塾を開設します。  変革する大学受験にも対応できるよう実力のあるスタッフを揃え、希望する道に進めるよう生徒一人ひとりを丁寧に指導します。  また、定住している外国人を講師に招いて英会話能力を確実に習得するとともに、ゼミ形式のキャリア教育にも力を入れ、生徒自身が設定した課題を掘り下げるプロジェクト学習に取り組みながら、自己分析・自己表現やコミュニケーション能力など今後必要とされる力を伸ばします。
 
(2) 寮の整備・運営
既存の宿泊施設を購入して一部を改修した上で、単なる生活の場ではなく全人教育を行う「教育寮」を運営します。  全国から集まった仲間と共同生活をすることで「気づき」のきっかけや「知」の共有機会を設け、様々な価値観に触れながら個性を尊重し合うことで規律や協調性を育みます。
 
(3) キャリア教育の充実
各界の著名人によるグローバル講演会や「みらい協育サポーター」登録企業による講師派遣・職場体験・コラボ企画など、実社会の現場を体感することで、「学ぶこと」や「働くこと」の意義を考え、「自分らしい生き方」を見出すきっかけをつくります。
 
(4) 留学の支援
国際観光地白馬で身に付けた英語力を世界に飛び出して実践するとともに、異国の地でコミュニケーションを取ることにより自分の殻を破り大きく成長することができます。
白馬高校では一人でも多くの生徒に留学の機会を提供できるよう、国や地域の制度を最大限活用しながら、留学費用の補助も実施していきます。
 
(5) ICT教育の推進
タブレット端末や電子黒板などを活用し、プロジェクト学習や反転授業など、生徒のやる気と能力を引き出す学習を支援します。
また、学習記録や校外記録など日々の積み重ねをデータとして可視化することで、達成感や自尊心を育みます。
 
プロジェクトオーナーとなる白馬村は、昨年の震災の復旧に多額の費用がかかったこともあり、財政が厳しい状態。そこで、プロジェクトの運営費用のため、「ふるさとチョイス」のガバメントクラウドファンディングにより、ふるさと納税で全国の皆様からのご支援を募ります。
 
白馬高校
http://www.nagano-c.ed.jp/hakubahs/
白馬高校魅力化プロジェクト
http://www.vill.hakuba.lg.jp/high-school/index.html
 
また、白馬村では以下の様なふるさと納税の返礼品をご用意しています。
・白馬の自然が育てたおいしいお米 コシヒカリ/ゆめしなの/あきたこまち/ミルキークイーン
・「春夏秋冬」一年中魅力満載の白馬を楽しめる宿泊補助券
・白馬村周辺のスキー場共通で使えるリフト券など
http://www.furusato-tax.jp/gcf/45
 
■ガバメントクラウドファンディング(Government Crowd Funding[GCF])とは  政府(自治体)が行うクラウドファンディングです。ガバメントクラウドファンディングでは、すべての寄附がふるさと納税の対象となります。プロジェクトオーナーはすべて自治体のため、安心して参加可能です。
自治体の課題解決に、あなたの意志を反映することができます。
 
ガバメントクラウドファンディング
http://www.furusato-tax.jp/gcf/

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